入院患者が抱える共通の要因、それは痛みである。

痛みには、肉体的苦痛と精神的苦痛がある。
肉体と精神は一体なので、感じる痛みを肉体と精神に分離して語るには
違和感があるが、敢えて分けて考えた。

入院患者は精神的苦痛にどのように対処するか?

医師、看護師さんに相談等、家族の支え、患者さん同士の励まし、
病院内での気分転換、自分なりの創意工夫等である。
自分の場合は、食後のコーヒーと和菓子、新聞、読書、富士山、洗髪、
ブログとメール…

限られた中での小さなことで何とか苦痛を軽減する。

一方の肉体的苦痛には、どのように対処すれば良いのか?
これは難問である。
痛みの長短、軽重によって対応は異なる。

例えば、注射のような一瞬の痛みであれば、すぐに終わるので我慢しよう!
これで済む。
頭が痛い等は経験から薬飲んで一晩の辛抱と、痛みが軽減する予想
があるので何とかなる。

自分が今回の大怪我で経験した痛みは、痛みが底なし沼のように、
いつ終わるのか分からない痛み、激痛を経験した。
大腿部の痛みは、想像を絶する激痛と悶絶だった。
絶叫して体をねじり、白目をむく…こういう体験をした。
このリアルタイムで襲ってくる痛み、ここからの対処は困難だった。
出来なかった。

敢えて例えると、車酔いと船酔いの違いだ。
車酔いは、車から降りれば良いが、太平洋の真ん中で荒れた大海原
での船舶で船酔いを起こしている。
逃げようがないのだ。
嘔吐、胃液まで出尽くしていても治まらない。
せめて、オオシケの海が少しでも早く静まって欲しい!
と願うことしか出来ない。

どうしても我慢出来なければ海に飛び込む?
しかし、病院の窓は10cmしか開かないのだ。
話しが暗くなってしまった(笑)

午後1時、お見舞いに来てくれた。
駅伝のあと、小岩選抜の4人が来てくれた。
家族以外のお見舞いは遠慮させて頂いてきたが、久しぶりにお会いして、
皆さんの顔、声、笑顔、激励、そしてユニフォームとジョクの風を感じて、
冷静に装いながら、めちゃ嬉しい時間でした。

体を動かしていない37日間だけど、体の血流が良くなりました(笑)
ありがとうございました!