八千代に入院している時に、ここは収容所だ!ご年配の入院患者さんが言ってた。
前回の退院は前夜から嬉しくて退院時のフワフワした感じと、妻の運転で病院を後にした時、
不適切表現だが、脱出した!との心境だった。
そして、わずか退院3日後に想定外の二回目入院が決まったとき、落胆したのと同時に、
ある感情を思いだした。脱出した!と感じた事である。
退院時の患者さんの中には、喜びの気持ちをストレートに表現する、いや、明らかには
しゃいでいる方、携帯電話で大きな声で退院するぞ!と言っている方を何人も見て来た。
患者さんの中には、退院の目処がない、手術前、痛みと戦い必死に耐えている方もいる。
嬉しそうに退院する方を祝福する精神的余裕の無い方もいるだろう。
本日の退院は素直に嬉しい、家族、ジョグ友、友人、仕事仲間、皆さんが喜んでくれる。
本当に心から嬉しい。しかし、前回の退院時の心境とは違う。 前述以外の理由を考えた。
ここまでの期間、多数の方にご心配とご迷惑をかけてきた。
今日は2月9日、新年明けて1ヶ月以上も仕事をしていない。
退院した時点が終着点ではなく、これからのリハビリの厳しさをここ数日で痛感している。
家に帰ったら計り知れない心配をかけた家族が待っている。
まずは素直に喜び満面の笑みで帰宅しよう。そして、頭の片隅では今後の事に対する
心構えをしっかりと自戒しよう。
平成22年2月9日、午前10時30分、森山記念病院を退院しました。
ここまで辿り着くことが出来たのは皆さんの激励とサポートのお陰、心から感謝します。
皆さんからの御恩を直接にお返しすることが出来ると良いのですが、せめて、
これからの人生において、キツい局面の方を支えてサポート出来る人間になりたい、
いや、なることが自分の使命だと考えています。
本当にありがとうございました!佐藤和哉.50歳
2回目の退院・・・・・ありがとう!
2011/2/914:48
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