05:05〜 自然起床
05:10〜05:45/お風呂(マッサージ・正座)
もう少し、もう少し、神経痛の回避まで、もう少しって感じだわ(^∀^)

本質的なことは、トラブルを未然に防ぐこと、回避すること!

昭和の終わり、僕の喫煙生活の終わりが近づいてきた、昭和63年だったと思う。
京王線の下高井戸駅から、桜上水の方へ歩いていくと、右側にマクドナルドがある。
彼女と待ち合わせ、先に着いた僕は、マクドナルドの2階席でセブンスターを吸っていた。

2本目の煙草を吸い始めたとき、1人の男性が歩いて来て、僕を見下ろしている。
男性は40代〜50代、身なりは、詳細に覚えていないが、ごく普通の感じだった。
えっ 何か用事でもあるの?という気持ちで、少し驚いた僕は男性と目を合わせた。
男性は僕を睨みつけている、あきらかに興奮している、上気した顔は赤くなっている。
男性は、店内の全員に聞こえるような大声を、僕に対して真っ直ぐに浴びせかけた。

「あんたねぇ〜、ここに禁煙席と書いてあるのが見えないのか、失礼じゃないか!」

禁煙席を全く気づいていなかった僕は、突然の大声に、驚きと焦り、激しく動揺した。
「すぅ、すみません、気が付きませんでした」煙草の火を消して、すぐに喫煙席へ移動した。

しばらくしてから心の動揺は少し治まってきた。すると、意外な感情が発生してきた。
どうしてなのか理由は分からない、だけど、ダンダン腹が立ってきた、ムカムカしてきた。
僕を注意した男性をチラッと見る、ひとりで本を読んでいる、また、ムカムカしてきた。

このときの僕の気持ち、感情を解析してみる。
わざと間違えた訳じゃない、熊谷に住んでいる、ここは初めて入ったマクドナルド。
禁煙席と言ったって、テーブルの端に、小さいシールが貼ってあるだけじゃないか。
なんで、あんな大声出して、俺に恥をかかせるようにして、睨みつけるんだよ。
アンタは俺の上司でもない、あ〜そうか、俺を舐めているのか、馬鹿にしているのか!
外に連れ出して、ぶっ飛ばしてやるか、喧嘩ふっかけてやるか!この野郎が(`ε´)ムカー

このあとすぐに彼女が来た、「ごめんネ!遅くなっちゃって、だいぶ待ったぁ?(´▽`)」
そして、彼女に禁煙席の件を説明する、慰められて、すぐに機嫌を直したのです。

ぼくは、ときどき、電車や人混みにいるとき、このときの自分を思い出すことがある。
もちろん、自分の愚かさ、未熟さ、そして、反面教師として、双方の気持ちを考える。
自分が悪いときは素直に反省する、相手が悪いときは思いやりを持って考える。

正義、道徳、常識という判断だけで行動すると、本質的な解決に到らないことがある。
車の運転が良い例だ、歩行者・自転車など、不意に、突然に、車道に飛び出してくる。
一時停止の標識がなくても、危険を察知したら、注意深く徐行運転するのは当然だ。
自分の運転が正しい、相手が間違えている、というような考え方は、とても危険なのだ。
本質的なことは、ことの善悪ではなく、交通事故を未然に防ぐことである。

人混み・満員電車など見知らぬ人が行き交うときは、誰でもストレスを感じる。
見知らぬ人が、どんなストレスを、どんな悲しみを感じているのか分からないこと。
日常生活に不満がある、精神的に余裕のないときは、怒りが増幅することがある。
自分が悪いときは当然だけど、自分が悪くないときでも、一歩下がって詫びればいい。
本質的なことは、ことの善悪ではなく、トラブルを未然に防ぐことである。

他人に対する不正を防ぎうるのは、
正義の原則よりも、むしろ、思いやりである。   
エリック・ホッファー

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