2012.8.24(金)
05:45〜06:45/ストレッチ・筋トレ
06:50〜07:25/入浴=ストレッチ・スクワット・正座5分間


野球ができる、投げられることへの感謝を表現する


高校球児は、甲子園を目指す。
甲子園で試合をしたら、1回戦を勝利して校歌を唄うこと。
2回戦突破、ベスト8、ベスト4、決勝戦、そして全国制覇する。

甲子園へ行けなかったチーム、レギュラーになれなかった選手
ベンチ入りできなかった選手、故障と怪我に泣いた選手、野球を諦めた選手。

ほんの一握り、ほんの1粒の選手は、甲子園で活躍してプロ野球に入る。
高校球児の憧れのプロ野球選手になってから、犯罪に手を染めてしまう人もいる。
甲子園にいけなくても、補欠でも、ベンチ入りさえ出来なくても、素晴らしい人もいる。

巨人の杉内投手は、1球投げるごとに1000円をチャリティ募金している。
勝ち星ではなく、球数にしたのは、投げられることへの感謝を表すためである。
前半戦の素晴らしい活躍をした杉内投手は、先日、故障者リスト入りしてしまった。
故障を完全に良くしてから、杉内投手には、1球でも多く投げて欲しいと思う。
http://actionjapan.jp/article/2012/03/26/786.html

黒沢明監督の映画「影武者」が大ヒットした1980年夏。
横浜(神奈川)の「影武者サウスポー」が、決勝で主役にのし上がった。
3年の控え投手、川戸は、1年時から注目されていた同じ左腕のエース愛甲の
陰に隠れる存在だった。
それでも、「いつかは俺が」と念じ続け、人の何倍も走り、投げ、泥にまみれていた。

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そんな背番号「10」に、指揮官はチームの命運を託す。1点リードの六回。
5回4失点の愛甲が、肩の不調を訴えた。
「頼むぞ、川戸」。大舞台に上がった影武者は、見事な快投を演じる。
4回無失点と早実(東東京)の反撃を封じ、深紅の優勝旗をもたらした。

努力はみんなする。その中でどれだけ死に物狂いでやれるか。
そんな選手はレギュラーになれなくても、
ユニホームを着れなくても、決して落後者にはならない。
横浜高校 渡辺監督 (2012年8月24日  読売新聞)

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