2012.8.26(日)
05:15〜06:10/ストレッチ・筋トレ
06:15〜06:50/入浴=ストレッチ・スクワット・正座5分間


これはいい、これで行きたいところへ行ける(^∀^)

入院中に家族への頼みごと、ボクの定番は、甘いもの、お菓子でした。
「コンビニで売っている甘いもの、ひとくち羊羹(ようかん)を買って来て」
「どういう羊羹のがいいの? 小倉とか抹茶とか?」

羊羹は小倉がいいのか、抹茶がいいのか。
おまんじゅうは、どういうのがいいのか、ビスコ、コアラのマーチ、ポッキーの種類は?
自分の希望に少しでも応えようとする家族の気持ちは、それは素直に嬉しい。
しかし、入院患者は、こういう問い掛けに対して、ほんの少しだけストレスを感じる。

小倉か抹茶か決めるのは、まず自分の目で確認してから選択したい。
実際に、コンビニのお菓子売り場へ行ってから、たくさん陳列してあるお菓子を
すべて確認してから、今日は何を食べたいのかを決めたい、というのが本心です。
ある程度の選択肢があること、自分の意志で決めること、つまり選択の自由を
感じることによって、精神の満足感を感じる、だから、お菓子が美味しいのです。

大腿骨を骨折、そして手術をしたあと、左足は包帯をグルグル巻きにして、
固定している、真っ直ぐに伸ばして曲げることの出来ない、左足は絶対安静。
要するに、自力で歩くことは出来ない、ベットで寝ているしか出来ないのです。
病院のベットから動けない、お菓子売り場へ行けない、そんな状態のときに
まさしく渡りに船、コンビニへ行くための車イス、なんて素晴らしいことか。

これはいい、これで行きたいところへ行ける(^∀^)
初めて車イスを使ったときに感じたことです。

1948年 ロンドンにある「ストーク・マンデンビル病院」で、第二次世界大戦で半身不随
になった兵士達の心身両面のリハビリのために、車椅子での競技大会が行われました。

提唱実現したのはドイツから亡命していたユダヤ系人のルードヴィッヒ・グッドマン博士で、
大会名は病院の名にちなんで「ストーク・マンデンビル競技大会」と呼ばれました。
パラリンピックの元になる競技大会でした。

失ったものを数えるな 残されたものを最大限に活かせ。
ルードヴィッヒ・グッドマン博士

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