2012.9.24(月)
05:00
〜05:50/ストレッチ・筋トレ
06:00〜07:05/トレッドミル ウォーキング5キロ
 
07:10〜07:40/入浴=ストレッチ・スクワット・正座5分間
応援しています、巨人・FC東京・常幸龍(^∀^)

父曰く、”小学生なのにまだ自転車に乗れないのか(`・д・´)”

顔を洗ってからタオルで拭き取る作業前のように、ボクの顔はぐっしょり濡れていた。
初めて自転車に乗ろうとしているとき、ボクは、ひっくひっくと泣きながら練習した。
悲しくて泣いていたのではなく、ただ恐くて、とても恐くて仕方なかった。
自転車がフラフラして恐い、そして父親から叱られながら練習を続けることが恐かった。
小学校1年生のとき、恐怖の2時間のあとに、ボクは自転車に乗れるようになった。

自転車に乗れるようになってみると、とても不思議な気持ちになった。
こんなに簡単なのに、どうして乗れなかったのか、いったいなにを怖がっていたのか。
いっしょに同じ自転車をみていても、自転車に乗れる人と乗れない人では、
その自転車は、まったく違うモノに見えている、ということだろう。

こういうことは他にもある。たとえば、一輪車、バク転、竹馬、逆上がり、水泳など。
これは、予想と現実の間に発生してくるギャップ(乖離)である。
このギャップを生み出している、もっとも一般的であり、もっとも有名なものは、
ひとの心に住みついている、未知のモノに対する警戒感、そして不安感である。

初サブスリーと自転車、その基本的なメカニズムは、じつによく似ている。
両方に共通していることは、未知のモノに対する警戒感、そして不安感である。
サブスリーに対して、警戒と不安の気持が強すぎることによって、
現実のサブスリーが、より大きなモノ、より遠くのモノと感じているのではないか。

ボクのサブスリーのあとに、Take先生の練習メニューなどの個別指導により、
多くのサブスリーランナーが、そして女子国際ランナーが誕生している。
その多くは、走歴3年〜10年、ベストタイムが3時間1分〜25分前後である。

たしかに、サブスリーを達成することは、そんなに簡単なモノではない。
とてもハードな練習、それを計画的に段階的に実施する、粘りと根気が求められる。

「サブスリーなんて出来るわけないですよ、無理に決まってますよ」
こういう意見を耳にするたびに、ボクは少しだけ、低い鼻が高くなってくる。
しかし同時に、現実のサブスリーは、頑張ってトライすれば決して不可能じゃない。
サブスリーの取り組み、疲労抜き、段階練習、調製方法を、計画的に実施する。
目標に向かってしっかりやれば、もっと、もっと、サブスリーランナーが増えるはずだ。
そのことについて、現実を体験したボクは、ちゃんと説明すべきだと思う。
もう少し分かり易く、より具体的に、より伝わるように。

先入観を取り除くために、
常に「なぜ」と自問しない者は、
どんなに勉強しようとも怠け者だ。
トーマス・フラー(17世紀イギリスの神学者・聖職者、1608〜1661)

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