2012.9.30(日)
05:30
〜06:20/ストレッチ・筋トレ
06:30〜07:40/ウォーキング5キロ(上平井橋〜本奥戸橋)
 
07:45〜08:10/入浴=ストレッチ・スクワット・正座5分間
ウォーキングを続けることは持久力の基本です、基礎です(^∀^)

中高年(OVER45)の初サブスリーは、スピードより持久力

新小岩の真ん中からエールを送ろう、中高年(OVER45)の初サブスリー

何かに挑んでいくときに、強い気持をもって、目標に向かって全力投球する。
それはとっても素晴らしいこと、尊敬すること、万人の賞賛を獲得すること。

若いひとであっても、フルマラソンの完走は大変な努力が必要である。
ましてや、体力低下の中高年ともなれば、ゆっくり走るだけでも激しく体力を消耗する。

そんな中高年が、仕事をしながら、ランニング生活をしながら、市民ランナーの憧れ
夢のサブスリーに挑むことは、単に言葉では表現できないほど素晴らしい。
だから、挑戦することの決意、覚悟、そして勇気に対して、ボクは敬意を表する。
そして、あなたの決意が継続していくために、夢のゴールが体感できるように、
自分の体験を踏まえて、少しばかりのアドバイスをおくる。

距離(42.195km)より、スピード(キロ4'15")に不安を感じている

サブスリーを目指すひとは、スピード(キロ4'15")と距離(42.195km)を同時に考える。
しかし、スピードと距離を同時に考えないほうがいい、むしろ考えてはいけない。

初サブスリーを目指している多くのランナーは、スピードに対して、
不安な気持ち、警戒感、恐怖感を抱いている。
それは何故なのか、より踏み込んで考えてみる。
例えば、練習でスピード(キロ4'15")で走ると、すぐに心肺が苦しいと感じている。
このときに、誰でも同じことを想像をする、このスピード(キロ4'15")を維持しながら
距離(42.195km)を走り続けるのは、”自分には絶対にできっこないよ”。

つまり、こういう心肺が苦しいという体験(スピード練習)を通して、潜在的に
スピードに対する苦手意識が、ほとんどのランナーに根付いている。
一方の距離(42.195km)の不安感は、スピードに対して、それほどではない。
なぜなら、サブスリーペースより遅いペースで完走した体験があるから。

スピードがなくても、持久力があれば、サブスリーは出来る

サブスリーにスピード不要である、これは、かなりの異論があるだろう。
サブスリーの目安の中で、もっとも有名なものとして、ハーフマラソンの
タイムを2倍して10分を足す、つまり、ハーフマラソン 85分(キロ4'00")である。
ハーフマラソン85分(キロ4'00")×2倍+10分=フルマラソン180分(キロ4'15")

では、こういうケースについて、どう考えたらいいのだろうか。
ある女子ランナー(35歳)/5000m=19'15" ・ハーフ=89分・マラソン=179分
ここで補足説明しないといけない、このランナーは5000mとハーフは、
ギリギリまで追い込んで走った結果である、つまり、自己ベストタイムである。
何が言いたいのかというと、このランナーはスピードがない、ということです。
つまり、スピードはないけれど持久力はある、だからサブスリーできるのです。

どうして女子ランナーに持久力があるのか、という質問をすると、
女性の方が我慢強いから、女性の方が粘り強いから、という意見があります。
ボクは、そのようなコメントには否定的です、それは違うと思います。

男性より劣る筋肉では、男性のように速く走れない。
スピードがないのは仕方ない、スピードを補うのは持久力。
だから、スピードよりも、コツコツと持久力を鍛えて、磨きをかけての、サブスリー。

中高年の目指す初サブスリーを考えるとき、その参考とすべきランナーは、
筋力が強くてスピードのある男性ランナーより、むしろ、コツコツと練習を重ねて
スピードより持久力で勝負している女子ランナーではないか。
続きは、初サブスリーには持久力から(後編)

世界のトップに近道はない。
必要なのはただ一つ、目標へ向かっての絶対的な持久力。
宇佐美彰朗(元男子マラソン選手、マラソン・長距離の指導者・教育者、1943〜)

14
バランス弁当 398円 マックスバリュー