2012.10.23(火)
06:45〜07:15/ストレッチ・軽く筋トレ
07:20〜07:40/入浴、ストレッチ・ストレッチ・正座
左足の膝裏を畳針りで神経を突き刺すような・・・・・我慢しなくちゃ(´−д−;`)


ラジオ Bay FM(78.0MHz)、POWER BAY MORNING(05:00〜08:51)
斉藤りさ(月・火)
http://web.bayfm.jp/pbm/
2012.10.23(火)06:05分頃に放送 本日のテーマ、「ラーメン、つけ麺のこだわり」
KAZUさんからです、

こだわりは、お酢です。まず最初に、レンゲに2杯のお酢を飲みます。
むせるので、直ぐに水を飲みます。
ひとり罰ケームのようですが、やってみると、クセになりますよぉ〜(^∀^)
斉藤りさ・・・・・これって、ラーメンのことじゃないよねぇ〜(´−д−;`)

「1Q84」を読み終わって考えてみたこと

薄いピンク色の上下服を着ている20代の女性は、ボクに向かって優しく微笑んだ。
ボクがある行為を要求して、そのための金銭を支払っているのだから、
その女性の笑顔には、見返りとしての営業的要素が含まれるのは当然のことだろう。
しかし、それを不自然に感じさせない雰囲気を、その女性はしっかりと身につけていた。
「佐藤さん、こちらのベットへどうぞ」 ケーキのように甘く微笑みながら薄ピンクの女性は言う。

その女性に指示された通りに、ボクは最短距離を歩いて白いベットへ行った。
そして、そのフックを外して、腰回りに巻き付いている黒いベルトを素早く抜き取った。

5年前の47歳だった頃、ボクは、自宅近くの接骨院へ週1〜2回は通っていた。
(接骨院ですよ、あなた、何かと勘違いしていませんでしたか(^∀^))
まず最初に、クチと鼻の部分が空洞になっている白いベットにうつ伏せになる。
薄ピンクの女性は、腰、背中、ふくろはぎ等に、治療用の低周波電気を付ける。
低周波のタイマーがスタートすると、ボクの読書時間は自動的にスタートする。

このときに読んでいたのは、接骨院の本棚に置いてあった「1Q84」だった。
本棚から「1Q84」を選んだ理由は、他に読みたい本が置いてなかったから。
もう少し丁寧に説明すると、接骨院の本棚には、単行本は肩身の狭い少数派であり
その少数派は、いつ行っても、いつ見ても変化のない、まったく同じ顔ぶれだった。
一方の幅をきかせた多数派は、マンガと週刊誌、英語1文字の写真週刊誌であり
その顔ぶれは、定期的に規則正しい新陳代謝を、休むことなく繰り返していた。

この接骨院はその後に行かなくなり、ボクの電気治療と「1Q84」はストップした。
それから、電気治療は、Takeアスリート鍼灸院へ行って施してもらうようになった。
しかし、「1Q84」の続きを再び読み始めたのは5年後、ボクは52歳になっていた。

なぜ、「1Q84」は、途中でストップしたのか、その理由を考えてみた。
村上春樹の本に興味がなかった、ストーリーに乗る前に読書中断した。
途中まで読んで面白いと思えない、電気治療中に読んでいたので集中してない。
本を買ってないから最後まで読むという気持ちが最初から希薄だった。
こういうような、あとづけの理由は、雨のようにタケノコのように、
次から次と降って涌いてくるけれど、1番の要因は、47歳のときには
「1Q84」へ対するボクの人間力は、あきらかに不足していた、ということだろう。

この10日間ほど、ボクは「1Q84」を再び読み始めたら、そこから先は夢中になって、
村上春樹の世界観に魅せられて、最初から最期まで、心から堪能することができた。
同じ人間が同じ本を読んでいるのに、これは、どういうことだろうか。

それは、47歳からの5年間が存在した。だからボクは「1Q84」を読了したのだ。
(この5年間と「1Q84」については、また、いずれブログにしよう)
とにかく、確実なことは、この5年間によって、自分という人間は少なからず変わった。
このような自分の変化を自覚することは、我ながら、とても大切なことだと思う。
そして、その変化は、これからの自分には必要なモノである。
「1Q84」を読み終わり、10月の満月のように静かに落ち着いた気持ちになって
ボクは、そんなことを考えていた。

変化は、人生にとって必要不可欠なだけではない。
変化こそが人生なのだ。
Change is not merely necessary to life - it is life.
アルビン・トフラー(米国の評論家・作家・未来学者、1928〜)

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