2013.1.25(金)
05:30〜06:30/ストレッチ・軽く筋トレ・ゆる体操
06:40〜07:20/入浴、ストレッチ・正座
08:30〜09:30/職場近くの経絡治療院

ボクにとっては、絶対に読まなければいけない本

ボクは関心があった、大川周明という思想家に。
大川は東京裁判のA級戦犯容疑者であり、のちに精神障害のために免訴となる。
そして、大川周明と同じように、佐藤優に関心があった。
元外務省の官僚だった佐藤優の本を読みたいと、以前から考えていた。

この本は、大川周明の冷静な主張を、佐藤優が客観的に説明している。
ジョン・レノンが作詞して、ポール・マッカートニーが作曲したように。
こんな例えをしたら、”けしからん”と叱責されるだろうけどね。


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日本の武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、
日本人の眼からすれば
確かに真実である。しかし、真実が常に一つで
あるとは限らない。無数の真実の中からどれとどれをつなぎ合わせるか
で、真実が異なることがある。

中国人の反植民地活動家の眼には、日本も列強とともに中国を分割する
帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリス、
アメリカはつけ込んだ。日本こそが中国の植民地化と奴隷的支配を目論む
悪の帝国であるとの宣伝工作を行いそれが一部の中国の政治家と知的
エリートの心を捉えたのである。

アメリカもイギリスも国際関係は性悪説で成り立っている、すなわち各国は
自国の生き残りのためには何でもするというのが現状と考えていた。しかし
人間はそのような性悪説を矯正する必要があるという認識を持っていた。
それが国際連盟や軍縮会議、不戦条約につながるのである。

しかし、性悪説を克服するという一般論を掲げ、他国には主権尊重や人権を
強要しながらも、自国の国益を追求する場合には理想を放棄し、剥き出しの
性悪説で対応した。日本には、米英のこのような二重基準、シニシズムが
道義的に許せなかったのである。
(日米開戦の真実 佐藤優P399〜400 一部抜粋)

読書をしない人には未来はない。
思考能力は、読書によって鍛えられるんです。
読書する人としない人には、思考能力に決定的な差がつきます。
また、若いころは日記を書けと僕はよく言っていますが、
文章を書くことはさらに思考能力を高めます。
会話でも、含蓄のある言葉が使えるようになる。
書き言葉に習熟することで、会話のレベルが一気に上がるんです。
齋藤孝(教育学者・著述家1960〜)『プロ論。』

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ランチパスタ、ドリンクバー、713円 ジョリーパスタ新小岩店