種を蒔く、水をやる、いつか芽が出ることを願う

(感想)2014年3月29日、初めての募金活動が終わりました。
今回の経験によって、わたしは、いろいろなことを学び考えました。
下記は、手話の初心者、募金活動に初参加の私が考えたことです。

(趣旨)募金活動の目的(意図)とは何だろうか?
1.(お金)募金をたくさん集めること。
2.(周知)募金活動の内容(趣旨)を世間に広く知らしめること。
3.(理解)いろいろな人たち(世間)を、私たちが理解すること。

(気持ち)対象となる歩行者等の皆さんの気持ちをよ〜く考えること。
1.(内容)なんの募金活動をしているのか分からない、分かりにくい。
2.(財布)少しなら募金を出しても良い、少しは出しにくい、出したくない。
3.(配布)チラシだけなら受け取る、受け取らない。

(重要)通り過ぎる歩行者の皆さんに、募金活動の内容を理解してもらう
ためには、次の3つの事項(時間・ひと・思い)が重要だと思います。
1.(時間)足早に歩いていく歩行者が理解できる、印象的なフレーズを使う。
2.(ひと)子ども〜ご年配の方まで理解できる、簡単な言葉づかい。
3.(思い)皆さんの共感を得る、思いが伝わる、優しくて温かい言い回し。

(言葉)募金活動における効果的な言葉づかい、文章等を考えてみる。
1.(掛ける言葉)「みなさん、こんにちは!」などをもっと頻繁に使う。
2.(お詫び言葉)「ご通行人の皆様、お騒がせしています、お願いします!」
3.(本質の言葉)「たましろの郷」の言葉をもっと頻繁に使う、知ってもらう。

(子ども)募金活動の実施者は老若男女、とくに、お子さんが良いと思う。
1.(安心)子どもが参加している募金活動なので、おかしな募金ではない。
2.(募金)少ない募金の場合は、子どもの持っている募金箱の方が入れ易い。
3.(共感)子どもが頑張っている様子に、多くのひとは気持ちが動かされる。
(子どもを利用するという意味ではない。むしろ情操教育と考えて欲しい)

(演出)募金活動を効果を上げるための演出を考えてみる。
1.(小道具)大きな手の形をした小道具。
2.(共通1)共通の帽子、バンダナ等を身に着ける。
3.(共通2)募金活動者が同じ言葉(お願いします、など)を同時に発声する。

(反応)募金活動を実施すると、そこには様々な反応がある。
1.(善意)募金してくれる、チラシを受け取ってくれる。
2.(無反応)まったく関心を示さない、スルーして行く人たち。
3.(観察)様々なひとを観察することが、今後の募金活動の参考になる。

(種まき)募金活動をスルーして行く人たちを、あらためて考えてみる。
1.彼等(無関心)に対する募金活動は無駄なのか、意味がないことか。
2.無駄、無意味ではない。後になってから彼らが気付くことがあるかもしれない。
3.種を蒔く、水をやる、いつか芽が出ることを願う。先行投資で良いと思う。

樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、
それは果実だと誰もが答えるだろう。しかし実際には種なのだ。
ニーチェ(19世紀ドイツの哲学者、1844〜1900)


手話 おはよう
ohayoga