「たましろの郷(ろう重複障害者)」支援の街頭募金活動
http://www.tamasiro.net/index.html
日時/平成26年3月29日(土)午後1時〜3時
場所/JR総武中央線「新小岩駅」南口と北口、三か所
主催/葛飾たましろの郷後援会、他
「お礼の言葉として 佐藤和哉(53歳・男性・自営業)」
募金して頂いた皆さん、チラシを受け取って下さった皆さん
通りすぎた(スルー)皆さん、うるさく、うっとおしく感じられた皆さん
みずから申し出て集合写真を撮ってくれたイケメンのお巡りさん
そして募金活動に参加した皆さん、自分を参加させて頂いたうえで、
郷(さと)の漢字の読み方とか、いろいろと親切に指導してくれた皆さん
すべての皆さんに感謝します。 ほんとうに、ありがとうございました!
(ここからいつもの、”お馬鹿ブログ”です)
ぽか〜ぽかぽか。これならソメイヨシノの開花が、さらに加速するはずだ。
雨の心配はないし、たいした風も吹いていないし、たいした人間でもない
ボクの体調は、60分で10キロ走れるぐらいに、自分としては七分咲きだった。
集合場所まで歩いていく途中にある、ぱぱす(ドラッグストア)に立ち寄る。
店頭の入り口付近に陳列してあるニベアのスキンUVクリームを、ボクが
見つけるまで、世界最速のボルトより速い7.5秒だった。かなりの方向音痴
なのに、すこしも迷うことなく、お目当ての商品を見つけた。きょうは特別に
上出来だと思った。しかしそれは、いつもはモタモタするボクが珍しく冴えて
いたと言うべきではない。お店の陳列が冴えていたと正直に言うべきなのだ。
冴えているのは、単に商品の陳列だけではなかった。テキパキと無駄のない
隙(すき)のない、素晴らしい迅速な接客を美しい店員さんは心掛けている。
会計のときに若い女性店員さんは、大型のイモ虫と同じ12cmのクリームを
小さなレジ袋に素早い動作でさっと放り込んだ。袋に入れますか?と聞いて
くれたらと思ったが、いまさら袋はいらないと言ったら、一度入れたレジ袋から
それを出さなければいけないし、それは店員さんにとっても、うしろに並んで
いるお化粧の薄くない女性客にとっても面倒(不満)に感じるだろうと思った
ので、結局ボクは、そのままのレジ袋を店員さんから受け取った。言いたい
ことが言えるようで言えないことが多い、そういう人間なのだ、このボクは。
とにかく春の紫外線対策として、ボクはUVクリームをひとつだけ買った。
総武線の高架下を歩きながら、スキンUVクリームを顔にまんべんなく塗る。
手のひらに少し余っていたので、ろくろ首みたいに伸ばした短い首にも塗った。
クリームを塗りながら歩くことは良くないと思ったが、「歩きスマホよりは危険性
が少ないのではないか」、まるで真面目にカンニングをしている学生みたいに
真剣に自己弁護を考えていた。
もしだれかに、”おっさん、なんで歩きながら顔にクリームを塗ってるんだ?”
と訊かれたら自説を語ろうと思ったが、そんなことを言う人はだれもいなかった。
きっと、ボクに関心がないのだ。オッケー、それで良いんだ。ボクも通行人には
関心がないのだ。つまり、お互い様なんだ。あっごめん!いまの取り消します。
ボクが馬鹿でした。ごめんなさい。これからボクは、通行人の皆様に向かって
街頭募金をするのです。後悔と反省しながら、ボクは集合場所へ向かった。
迷ったり、悩んだりしたときには、文字にしてみる。
メモを取る。日記を書く。
なんとなく頭の中でもやもやしているから、迷ったり悩むんです。
文字にすると、もやもやの原因が整理されて、すっきりする。
人は、いろんなことを曖昧にしておきたいんです。
なぜなら、覚悟しなくていいから。
文字にしてはっきりさせると、そうはいかなくなる。
覚悟しないといけなくなる。反省もしないといけなくなる。
そのかわり、ぼんやりしたもやもやは消えていく。
つまり、やるべきことが見えてくるんです。
勝谷誠彦(コラムニスト、1960〜)『プロ論。2』
http://www.tamasiro.net/index.html
日時/平成26年3月29日(土)午後1時〜3時
場所/JR総武中央線「新小岩駅」南口と北口、三か所
主催/葛飾たましろの郷後援会、他
「お礼の言葉として 佐藤和哉(53歳・男性・自営業)」
募金して頂いた皆さん、チラシを受け取って下さった皆さん
通りすぎた(スルー)皆さん、うるさく、うっとおしく感じられた皆さん
みずから申し出て集合写真を撮ってくれたイケメンのお巡りさん
そして募金活動に参加した皆さん、自分を参加させて頂いたうえで、
郷(さと)の漢字の読み方とか、いろいろと親切に指導してくれた皆さん
すべての皆さんに感謝します。 ほんとうに、ありがとうございました!
(ここからいつもの、”お馬鹿ブログ”です)
ぽか〜ぽかぽか。これならソメイヨシノの開花が、さらに加速するはずだ。
雨の心配はないし、たいした風も吹いていないし、たいした人間でもない
ボクの体調は、60分で10キロ走れるぐらいに、自分としては七分咲きだった。
集合場所まで歩いていく途中にある、ぱぱす(ドラッグストア)に立ち寄る。
店頭の入り口付近に陳列してあるニベアのスキンUVクリームを、ボクが
見つけるまで、世界最速のボルトより速い7.5秒だった。かなりの方向音痴
なのに、すこしも迷うことなく、お目当ての商品を見つけた。きょうは特別に
上出来だと思った。しかしそれは、いつもはモタモタするボクが珍しく冴えて
いたと言うべきではない。お店の陳列が冴えていたと正直に言うべきなのだ。
冴えているのは、単に商品の陳列だけではなかった。テキパキと無駄のない
隙(すき)のない、素晴らしい迅速な接客を美しい店員さんは心掛けている。
会計のときに若い女性店員さんは、大型のイモ虫と同じ12cmのクリームを
小さなレジ袋に素早い動作でさっと放り込んだ。袋に入れますか?と聞いて
くれたらと思ったが、いまさら袋はいらないと言ったら、一度入れたレジ袋から
それを出さなければいけないし、それは店員さんにとっても、うしろに並んで
いるお化粧の薄くない女性客にとっても面倒(不満)に感じるだろうと思った
ので、結局ボクは、そのままのレジ袋を店員さんから受け取った。言いたい
ことが言えるようで言えないことが多い、そういう人間なのだ、このボクは。
とにかく春の紫外線対策として、ボクはUVクリームをひとつだけ買った。
総武線の高架下を歩きながら、スキンUVクリームを顔にまんべんなく塗る。
手のひらに少し余っていたので、ろくろ首みたいに伸ばした短い首にも塗った。
クリームを塗りながら歩くことは良くないと思ったが、「歩きスマホよりは危険性
が少ないのではないか」、まるで真面目にカンニングをしている学生みたいに
真剣に自己弁護を考えていた。
もしだれかに、”おっさん、なんで歩きながら顔にクリームを塗ってるんだ?”
と訊かれたら自説を語ろうと思ったが、そんなことを言う人はだれもいなかった。
きっと、ボクに関心がないのだ。オッケー、それで良いんだ。ボクも通行人には
関心がないのだ。つまり、お互い様なんだ。あっごめん!いまの取り消します。
ボクが馬鹿でした。ごめんなさい。これからボクは、通行人の皆様に向かって
街頭募金をするのです。後悔と反省しながら、ボクは集合場所へ向かった。
迷ったり、悩んだりしたときには、文字にしてみる。
メモを取る。日記を書く。
なんとなく頭の中でもやもやしているから、迷ったり悩むんです。
文字にすると、もやもやの原因が整理されて、すっきりする。
人は、いろんなことを曖昧にしておきたいんです。
なぜなら、覚悟しなくていいから。
文字にしてはっきりさせると、そうはいかなくなる。
覚悟しないといけなくなる。反省もしないといけなくなる。
そのかわり、ぼんやりしたもやもやは消えていく。
つまり、やるべきことが見えてくるんです。
勝谷誠彦(コラムニスト、1960〜)『プロ論。2』
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