KAZUの完全復活を目指して

平成23年1月1日元旦の午前1時 年越しJOGの途中で転倒して大怪我をした。 大腿部と手首の骨折〜救急車の搬送〜2回の入院と手術を経て2月9日に退院。 そして退院後のリハビリ通院は79回をもって、平成23年6月29日に終了した。 さぁこれから、ここから、どこまで出来るのか、本当に復活(完全)出来るのか? 本気でヤルのか、情熱を注げるのか、そして過去を超えられるのか? 質問と疑問に対して、正々堂々と、決して逃げずに、答えを出してみよう。 こういう人生を、こういう生き方を、思い切り楽しんでみよう。 KAZUさんよ、タイトルに負けるなよ!

2018年10月

心の大きさ その

心の大きさ その


わたしがそんな馬鹿げた戯言を考えているとは、コンビニの店員
は夢にも思っていなかっただろう。
BY THE WAY ところが…..

 

店員の顔は、わたしの接客時と違った。別人のようだ。緊張感の
ない満月のように非現実的な夢を見ている表情を貼りつけていた。

努力の嫌いな人間が、宝くじの当選を想像した時に決まって
浮かべる“ひょっとこ”、崎陽軒の醤油入れの顔だ。


シウマイを食べる時は微笑ましいが、疲れている時はイラッと
する、ひょっとこ。

今年こそ良い年になりますように!
二度と汗臭い爺ランナーは来ませんように!


ひょっとこの言う通りだ。わたしは温かいお風呂に浸かり、さっぱり
して、一杯の水を飲み、寡黙な死人のように安らかに眠るべきだ。

せめて
6時間、できたら7時間、あるいは永遠に。しかし、わたしは
その考えをすぐに打ち消した。


男は誰でも不幸なサムライ、花園で眠れぬこともあるんだよ♪
サムライ
by沢田研二

 

安眠とお節料理と初夢は、やることをやってからだ。人間観察、
心理分析、悪口雑言の場合ではない。じろじろとなめるように
見て、あの人は少し変だと言う昭和の煙草屋の婆さんみたいに。


TOKIO
NoNARIT!ゆっくりと先を急ごう、幸運を呼ぶ
(はずだった)成田山は、まだ
30狙茲覆里澄

わたしは考えた。まったくもって暇だから、馬鹿だから、大晦日
に年越しランなんて暇なこと、馬鹿げたことを、さも自慢げに、
得意がっている。そしてそこに、油断という隙間がポッカリと空
いたと気が付いたのは、リハビリ中の半年後だった。


とにかく、とにかく、とにかく、走らなくてはいけない。

まだ30繊いやいや310本だ。こんなことは、何でもない
と言う顔をするのだ。


こうして、気持ちを二転三転させてから、ようやく再スタートの
準備が完了した。わたしは何食わぬ顔をして、大腿骨骨折前
の最後のランニングをスタートした。

 

まっすぐ最短距離で走り出した。

愚かな人間が転がり落ちてくるのを、大口を開けて待っている
地獄のヒキガエルに向かって、私は嬉々として走り出したのだ。

↓ 冨士そば 新小岩北口店

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心の大きさ その

心の大きさ その

 

黒いリュックを背負い、黒い空を見上げ、黒い目
と老いた両手を上げ見えない無数の星を掴み、
元旦(
2011年)の出来立ての冷えた空気を肺に
吸い込み、両手をだらんと下ろしながら、わたし
は白い息をハァ〜と吐きだした。

瀕死の雪男のように。


白い息は、習志野市の田舎臭い空気の中に
アッという間に飲み込まれて消滅した。
3回続けたが、結果は同じだった。

「そんなものは通用しない」と叱られた気がした。

このときに感じた負の感情は、この後の惨劇へ
の暗示であり、招待でもある。

 

先ほど掴んだ星と僅かばかりの幸運の全部を
私はここで手放してしまったのだ。


背負ったリュックを下ろす。顎を上げ、缶コーヒー
の底をポンポンと叩き、最後の一滴まで喉の奥へ
と流し込む。汗臭いだけではなく、貧乏くさい人間
の貧乏くさい行為だ。

 

汗を含んだリュクのすえた臭いを素早く嗅ぎ、素早く
後悔した。捕獲されたドブ鼠のように周辺をキョロ
キョロと見回したが、コンビニ以外は暗闇だった。

エネルギー補充のパワースポット等はない。
当たり前だ。世界は、わたしを
中心に回っていないのだ。


ありふれた人間は、ありふれたコンビニの店内を覗いた。

店員は安物の丸椅子に座っていた。脂の乗った肉厚
の背中を丸めて短い両足を一生懸命に伸ばしていた。
わたしだって一生懸命だと、アピールするように。

また店員は左足首の上に右足首をクロスさせていた。
それが、わたしは気に入らなかった。


私だけではない。この店員の姿を鍼灸師、接骨師、
整体師、整形外科医が見たときの表情は、ハッキリ
2つに分かれる。顔をしかめるか、相好を崩すか?

Take
先生のような治療家は不本意な顔をする。
「腰が痛い?首が痛い?あなたね。その体型と
その姿勢が原因ですよ。まずは生活改善しない
と良くなりません」

 

その一方で微笑みの自称治療家(他称守銭奴)
こう言う。「毎日通院したら必ず良くなりますから、
保険効きますから、月初ですから(商売ですから)
ここに名前書いて下さい」

 

まさか、わたしがそんなこと(馬鹿げたこと、戯言)を
考えているなんて、コンビニの店員は夢にも思って
いなかったはずだった。

BY THE WAY ところがだ…..


オリジン弁当
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