KAZUの完全復活を目指して

平成23年1月1日元旦の午前1時 年越しJOGの途中で転倒して大怪我をした。 大腿部と手首の骨折〜救急車の搬送〜2回の入院と手術を経て2月9日に退院。 そして退院後のリハビリ通院は79回をもって、平成23年6月29日に終了した。 さぁこれから、ここから、どこまで出来るのか、本当に復活(完全)出来るのか? 本気でヤルのか、情熱を注げるのか、そして過去を超えられるのか? 質問と疑問に対して、正々堂々と、決して逃げずに、答えを出してみよう。 こういう人生を、こういう生き方を、思い切り楽しんでみよう。 KAZUさんよ、タイトルに負けるなよ!

50歳・骨折・手術・退院

2011.2.9.水曜日

八千代に入院している時に、ここは収容所だ!ご年配の入院患者さんが言ってた。
前回の退院は前夜から嬉しくて退院時のフワフワした感じと、妻の運転で病院を後にした時、
不適切表現だが、脱出した!との心境だった。
そして、わずか退院3日後に想定外の二回目入院が決まったとき、落胆したのと同時に、
ある感情を思いだした。脱出した!と感じた事である。

退院時の患者さんの中には、喜びの気持ちをストレートに表現する、いや、明らかには
しゃいでいる方、携帯電話で大きな声で退院するぞ!と言っている方を何人も見て来た。
患者さんの中には、退院の目処がない、手術前、痛みと戦い必死に耐えている方もいる。
嬉しそうに退院する方を祝福する精神的余裕の無い方もいるだろう。

本日の退院は素直に嬉しい、家族、ジョグ友、友人、仕事仲間、皆さんが喜んでくれる。
本当に心から嬉しい。しかし、前回の退院時の心境とは違う。  前述以外の理由を考えた。
ここまでの期間、多数の方にご心配とご迷惑をかけてきた。
今日は2月9日、新年明けて1ヶ月以上も仕事をしていない。
退院した時点が終着点ではなく、これからのリハビリの厳しさをここ数日で痛感している。
家に帰ったら計り知れない心配をかけた家族が待っている。
まずは素直に喜び満面の笑みで帰宅しよう。そして、頭の片隅では今後の事に対する
心構えをしっかりと自戒しよう。 

平成22年2月9日、午前10時30分、森山記念病院を退院しました。
ここまで辿り着くことが出来たのは皆さんの激励とサポートのお陰、心から感謝します。
皆さんからの御恩を直接にお返しすることが出来ると良いのですが、せめて、
これからの人生において、キツい局面の方を支えてサポート出来る人間になりたい、
いや、なることが自分の使命だと考えています。

本当にありがとうございました!佐藤和哉.50歳

2回目の退院
2回目の退院・・・・・ありがとう!

2011.2.3.木曜日


昨夜から今朝にかけては楽だった。
午後9時から午前0時、午前3時から5時まで合計5時間は眠れた。
左手首は添え木に包帯巻き、ベッドでは吊しているので
圧迫感はあるが痛みは若干程度である。

穏やかな朝、朝食には大好き納豆が出た。
入院患者にとって、閉鎖された空間で生活していると、
外側の様子が気になる。
テレビや新聞の情報は勿論だが、単に窓から見る景色も大事な情報である。
東京女子医大八千代医療センターに入院しているとき、
患者さんは毎朝、富士山が見える、見えない?が確認事項であり、
挨拶の共通話題であった。
八千代からは晴天等の諸条件が整えば、まれに東京スカイツリーが見える
そうだが、自分の入院中は見る機会がなかった。
東京スカイツリーなら自宅から見えます!とは、場を壊しそうで
言わなかった。

さて、ここは江戸川区西葛西、窓から何が見えるのか?
病室の窓からは住宅、マンション、工事現場、等…しか見えない。
都心部の病院だからね〜。
それでも、川沿い、スカイツリーが見える立地だと気持ちは違うだろう。 病室からの景観を逆に考えたらどうか?つまり、自宅から病院が見えたら、
遠くに見えるのと、近くで患者さんの顔まで見えるのは、違うだろう。
ついつい、不動産屋の考え方をしてしまう。
早く仕事に復帰したい!

本日のリハビリは盛り沢山だ。
昼食後に膝を曲げる機械CPMで、角度50゜を50分、
午後から左足リハビリを30分、左手の指リハビリを30分、
この後、再びCPMを50分となる。
体は楽になって来たので、今の自分が大変だとは思わないようにする。
いい大人が仕事もせずに、病院でリハビリやっているだけだ。
月末月初、必死に働いている社会人からみたら、お気楽野郎だ。
同室の60歳、脳梗塞で入院中のサブ4の方と話した。
お互いにリハビリを頑張って、少しづつ出来ること、増やしてコツコツと
頑張りましょう!と励ましあった。
運が悪いとは考えずに、自分が成長する為の貴重な試練、勉強なんだ!
と考えて行きましょう!

ここの病院は就寝前にBGMが流れる。これは良いね!

鬼は外、福は内!明日は立春。
来年は元旦、三が日、七草粥、節分、立春は自宅で過ごしたいなぁ〜!
手20110203




2011.2.2 水曜日

昨夜の手術について。

午後3時50分、妻に付き添われ同室の方に頑張って!
と言われ手術室に入る。

手術室に入ってからは26日前の手術経験があるので、落ち着いていた。
全身麻酔で意識がなくなる。

次の意識は予想外の苦痛になる。
意識が戻るやいなや、左手首の激痛が押し寄せた。
痛い!痛い!痛い!とても我慢出来る痛さじゃない。
ベッドで、痛さに右膝を立て、右手が左手首を触ろうとする。
ジンジンガンガン、ズキンズキン…。

まさか、こんなに激痛とは!?
看護士さんに、痛み止め坐薬を入れてもらうが辛すぎる。
執刀した先生が来たので、凄く痛い!と訴える。
では注射します!

約15分後、少しづつ痛みが軽減していく。
午後6時30分、妻を帰宅させる。

ここからは、ひたすら我慢する、朝になれば楽になり、朝食が食べられる。
朝まで耐えるんだ!
しかし、朝まで長い夜になる。

左手首は吊られている、口には酸素、点滴、血圧、右手の人差し指
にもサック?
両足の膝下は包帯巻き、夜中に何度もナースコールして、
坐薬と初めてのシビン、何て夜は長いのだろう!
早く明るくなってくれよ!

今が一番辛い関門だよね、ここからは良くなるよね?
我慢だ!粘るんだ!

午前6時30分、坐薬とシビンにより、ようやく落ち着いた。
熱いタオルを持って来てくれたので、顔を拭いた。
ブログを書く余裕が出てきた。
待望の朝食前に、ここまでをブログする。

午前8時、待ちに待った朝食、持ち込んだ豆乳と和菓子…
ほっと一息ついた!
看護士さんに聞いたら、点滴は今日の夕方で終わり、これは嬉しい。
点滴がないと、車椅子を使いトイレに一人で行ける。

午前9時30分、看護士さんに体を拭いてもらう。
午前11時、午前中の点滴が終了、チャンスとばかりに車椅子を使い、
歯磨きとトイレ済ませる。
こんな些細な日常生活も、手伝ってもらうより自分でやる方が良い。

先生が来た。
今日は痛みが引いて行くので大丈夫ですよ!
嬉しいなぁ!

同部屋で本日手術の方は、一週間は集中治療室とのこと。
次に入室した方も明日の手術、そして集中治療室へ。
入室後に、独り言をブツブツ、ぶっ殺してやる!ダンダンダン!?
意味不明な独り言!?
薬物!?

看護士さんに話したら、それはマズいですね〜。
部屋を移動した。
何だかチクって追い出したみたい。

午後5時、CPMと言う膝を曲げる機械を使い左足のリハビリをスタート。
角度45゜で50分続ける。

明日から本格的リハビリが始まる。
20110201183000

2011.2.1.火曜日

20110201

















夜中に2回起きてトイレに行く。
午前5時30分に起床、トイレ大と歯磨きを済ませる。
本日の午後3時から手術、麻酔等を含めて約2時間の手術時間。
昨夜の午後9時からは水も飲めない。
今日は点滴のみ、明日は朝から通常の食事OKとのこと。
病室は4人部屋、皆さんに挨拶する、話し掛けてくれる、
イチゴを頂いた方、皆さんに感謝。

午前9時、点滴スタート。

午前10時、同室の方が退院した。
クモマッカで26日間の入院し緊急手術して、障害もなく退院出来た
とのこと、幸せだ!と言ってた。

午後1時、ベッドで点滴、テレビを見ている。
あと2時間経過すると手術がスタートする。
早く時間が過ぎ去って欲しい。  

午後1 時30分、新たな同室隣人は大動脈流、明日手術とのこと。

今日は朝からテレビ見てウトウトしている。

午後2時20分、明日の朝食後、豆乳とどら焼きを食べよう!

午後3時、少し遅れているようだ。

では…。

2011.1.31.月曜日


昨夜、ジョク友から本を差し入れして頂きました。
今の自分にタイムリーな素晴らしい本、
読んでいるうちに気持ちが楽になってきました。
本当にありがとうございました!

さて、本日から一週間の予定で入院です。
明日、左手首の手術をします。
転院先の病院にて、28日に手術のことを聞いたときから凹みました。
手術は予想外であり、何で!?との思いが先に来てしまい、
なかなか気持ちの整理がつきません。本当に愚図な男です。
そして今日になって、ようやく楽になった。
差し入れの本にあったように、全てを受け入れよう!
何で、どうして!?との疑問や否定からは何ら事態は好転しない。
過去を受け入れて、現在を受け入れる。イチローか松井?
忘れたけど、自分のコントロール出来ないことは考えない。

午後3時、左手首のギブスを外してもらう。左手首は曲がっている。
見るのは辛い。どうして辛いのか!?を考えてみた。
今まで50年間、当たり前に、左足も左手首も一秒たりとも
狂うことなく正常に作動を継続してきた。 初めて、自分の左足が反対に折れ曲がった、
左手首が曲がっているのをみた。
心が痛む。体の正常でない形を直視するのは心が痛む。

明日の手術は、変形した左手首と心の痛みを修復する大歓迎の、
待望の手術である。
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