KAZUの完全復活を目指して

平成23年1月1日元旦の午前1時 年越しJOGの途中で転倒して大怪我をした。 大腿部と手首の骨折〜救急車の搬送〜2回の入院と手術を経て2月9日に退院。 そして退院後のリハビリ通院は79回をもって、平成23年6月29日に終了した。 さぁこれから、ここから、どこまで出来るのか、本当に復活(完全)出来るのか? 本気でヤルのか、情熱を注げるのか、そして過去を超えられるのか? 質問と疑問に対して、正々堂々と、決して逃げずに、答えを出してみよう。 こういう人生を、こういう生き方を、思い切り楽しんでみよう。 KAZUさんよ、タイトルに負けるなよ!

読書・本を読もう

レインツリーの国 有川浩

2013.4.11(木)
05:15〜06:10/ストレッチ・軽く筋トレ・ゆる体操
06:20〜07:00/入浴、ストレッチ・正座
08:30〜09:30/経絡 治療院

ねぇ〜どうしてこんなに、涙が溢れてくるんだろう。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

タッチ式の自動ドアが開くと、この季節の風が店内に侵入してきて、
視線を落としているボクの頬にやさしく触れて、すぐに静かに消えていく。
どっぷりと浸かっていた感情の世界から現実の世界へ、自分の心に戻ってくると、
いつもの場所の、いつものコーヒーの香りが鼻孔をくすぐってくる。
右手に持ったタンブラーを口元に接近させると、鼻の辺りで光っている何かが
視界に入ってきた。ボクは慌てる、ボクは焦る。 そして驚いて、そして恥じ入る。
まるで蜘蛛の巣をはらうようにして、それを左手で巻きつけるように掴みとる。
光っている正体は、鼻から下に10cmほど伸びた鼻水の垂れ下がりだった。

本に夢中になっていて、鼻水が垂れていることに気付かなかった。
照れ隠しに、いや、誤魔化すために、ツッコミを入れてみる。

なんでやねん、なんで本を読みながら鼻水垂らしてんねん。
なんの本や、20代の恋愛? 自分なんぼになった?
20代の恋愛小説を読んで、鼻水垂らす52歳か、おっさん、あんじょうせいや!
それと、今夜勝って巨人に勝ち越しや!

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伸さんは健聴者で私は聴覚障害者なんだと改めて突きつけられました。
伸さんの言ってくれたことは、すごく嬉しかったけど、でもそれはやっぱり
自分は引け目や負い目が何にもない人の言い分です。
もし、私に耳のハンデがなかったら、そして伸さんに耳のハンデがあったら、
私も伸さんと同じように「私も気にしないから伸さんも気にしないで」って言えます。
だけど、実際に私には耳のハンデがあって伸さんにはないから、私は想像の中でも
伸さんに「気にしないでいい
」とは言えないんです。
だって私は「聞こえ」がないということがどういうことか分かっているから。
それが社会の中でどういうハンデになるか知っているから。
(中略)
これだけ差があって、「気にすることないよ」なんて言えますか?
伸さんは気にしないかもしれないけど、私は気にするんです。
気にするしかない人に、そんなこと気にするなよというのはむごいです。
ハンデなんか気にするなって言えるのは、ハンデがない人だけなんです。
それも、私に迷惑かけないならあなたにハンデがあっても気にしないよって
人がほとんどだと私は思います。自分に迷惑がかかったら、途端にうるさそうな
顔になる人はいっぱいいるんです。それが現実なんです。
(中略)
障害は恥じゃない、隠さなくてもいいと身内にも
同障者や健常者の方にもたくさん言われたことがあります。
伸さんが私に言うようなことは、もう誰かが絶対に
言ったことなんです。
それでもやっぱり私は、恥じなくていいはずの
障害で恥ずかしい思いや嫌な思いをいっぱいしたし、
私は伸さんの悪意を疑っているんじゃなくて、
世の中を信じることが怖いんです。
伸さんは違うって信じることが怖いんです。

あのさぁ、俺には確かに聴覚障害のことは全然分からんよ。
でもいっこだけ俺にも分かってることがある。
だから俺の分かってることで話をする。
だって、障害のことは「そんなの健聴者の伸さんには分からない!」
で終わりやし。ちょっと卑怯やでそれ。俺、どんなに頑張っても
障害のことなんか本当に分かれへんもん。
最初から分かるはずのないもん、「分からんから言うても無駄や」
で逃げられたら話をしたい俺は置いてけぼりや。
「レインツリーの国」 有川浩 P97〜105一部抜粋

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ランチパスタ、577円 ジョリーパスタ新小岩店



孫に読ませたい本(後編)

2013.4.4(木)
05:15〜06:10/ストレッチ・軽く筋トレ・ゆる体操
06:20〜07:00/入浴、ストレッチ・正座
08:30〜09:30/経絡 治療院

せめて優しく、せめて丁寧に、せめて穏やかに・・・・・

さかなクンがギョ!と喜びそうな魚文字の並んでいる大きな湯呑(ゆのみ)を
両手で包みこむようにすると、店員さんの入れてくれた緑茶の香りと
ジワッとした温かさを同時に、やさしく感じることができる。

お皿が回転しないお寿司屋さんへ行くと、確実に財布が軽くなるけれど、
その代わりに、ある種の特別な温かさと重みを感じる。
ボクは思う。そこに温かい湯呑があるから、そこに両親がいるから、だと。

お寿司が出てくるまでは、また身長が伸びたとか、そういうところは誰に似ているとか
82歳でパソコン教室に通っているとか、お父さん(自分
)の子どもの頃は・・・・・・・とか
笑ったり感心したり、少しむくれたり照れたり、いわゆる、いつもの雑談が続いていた。

いつものように進行していたとき、いつもとは違う、”ちょっとしたこと”が発生した。
いち早く気付いたボクは、いままでの姿勢と視線を変えることなく
”ちょっとしたこと”のほうへ、ウサギがするようにして聞き耳を立ててみた。

お座敷にある、足を下に伸ばせる掘りごたつ式のテーブルから、
「よいしょっ」と立ち上がると、あの人は、長女の隣の席に移動する。
どんな話しがあるのだろうか、祖母から孫に、ボクはとても興味深かった。
楽しくて騒がしい思い思いの会話が飛び交うなかで、断片的に聞こえてくる
昭和一桁(ひとけた)と平成一桁の、二人だけの会話を拾い集めてみる。


ねぇNちゃん(長女)、このあいだね、お父さん(自分)に本をあげたんだけど、
よく考えてみたら、お父さんより、Nちゃんが読んだほうが良いと思うの。
お婆ちゃんは、こう思うのよ、Nちゃん。
これからの長い人生では、楽しいことばかりではなく、
辛いことや悲しいこと、
一人で泣きたいことだって、少なからず必ずあるものよ。
そういうときはね、”置かれた場所で咲きなさい”という本を開いてみなさい。
辛くなったらときには、本のことをを思い出してみてね。
その本を、Nちゃんの机の端に置いておきなさい。


壁に掛けた黒のジャケットを確認するようにして、ボクが振り返ると、
あの人特有の優しい表情、そして、長女の瞳がキラキラと輝いて見えた。
父親が話をするときには、その眼の中に反抗的な光を含ませるのに
祖母からの言葉には、何の疑いのない純粋な眼差しを長女はしている。
やや難しい年頃なんだけど、根は優しい娘なんだなぁ、と少し嬉しく思う。

お店を出たところでは、いつもの様子が繰り広げられていた。
あの人と両手で握手すると、少し恥ずかしそうにする長男(小6)。
あの人が軽く抱きしめると、嬉しそうに笑顔になる長女(高1)。

「ありがとうね、風邪ひかないように、じゃあまたねぇ」
そう言って、父と同時に嬉しそうに背中を向けた、あの人は82歳。
少し小さくなったように見える、あの人の背中を見ていたら、ボクの内側から
何かしらのジワッとしたものが、湧き出てくるのを感じていた。

できることなら、できるならば、あの人達の時間がゆっくりと流れて欲しい。
スピード調整が無理ならば、せめて優しく、丁寧に、穏やかに、と願っている。

孫に読ませたい本を、ありがとう、お母さん(^∀^)


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境遇を選ぶことはできないが、生き方を選ぶことはできる。
「現在」というかけがえのない時間を精一杯生きよう。


どんなところに置かれても花を咲かせる心を持ち続けよう。
「置かれた場所で咲きなさい」P15より 渡辺和子

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鳥唐定食、コーヒー、924円 華屋与兵衛 東新小岩店
















孫に読ませたい本(中編)

2013.4.2(月)
05:15〜06:10/ストレッチ・軽く筋トレ・ゆる体操
06:20〜07:00/入浴、ストレッチ・正座
08:30〜09:30/経絡 治療院

時代が変わっても、人間の本質は何ら変わっていない

7品目のサラダは、使い易いように切りきざんで、ひとつ1つ袋詰めしている。
野菜ジュースの種類は多く、サプリメントは少量の携帯タイプまで取り揃えてある。
自宅からコンビニまで歩いたら、求めている野菜と果実がすぐに食卓に出せる。

あの時代には、コンビニもスマホもなかった。 今とはまったく違っている。
栄養失調、欠食児童、灯火管制、配給制、総動員、という熟語が紙面を飾り

街角には「贅沢は敵だ!」という力強い毛筆文字が掲げてある。
都市部への空襲を避けるために、子ども達(あの人)は、田舎町へ集団疎開した。
生まれ育った故郷と
親元から引き離されて、離ればなれになっていった。

あの終戦からの15年後に、ボクは生命を授かった。
ボクの子供のころは、父の仕事を手伝うために、あの人は工場の中で働いていた。
そして、ヘルニアになった。 
ハァ〜ハァ〜言いながら
腰にコルセットを装着してから、時間に追い駆けられるように
腰をかばいながら夕刻まで工場で働らくと、自転車に乗って八百屋さんに行く。
そこで、新鮮な野菜と果実を買い、次に魚屋さんに寄ってから帰宅すると、
すぐに家中をピカピカになるまで掃除をして、ボクらの食事の支度をする。

いつものように、食事中に「もっと野菜を食べないとダメなんだから!」
食後には、リンゴを8等分にしてから、「3つは食べなさい!」と強い口調で言った。
も少し後になってから言われたのは、「我慢と努力を身につけなさい」だった。

あの人の気持ちが分かるようになったのは、40代になり50歳を過ぎて、
年頃の子どもの父親になり、自分の年齢を重ねてきたことが大きな要因である。
だけど、それだけではない、とボクは思う。

親から子どもへ、子から孫へ、私たちは歴史を引き継いでいく。
それなのに、”世代間ギャプ”という言葉が、当たり前のように使われている。

相手の気持ちを理解するには、「相手の立場になって考える」と言うけれど、
その本質とは、考えている人の現在の価値観だけではなく、その人の生きてきた
時代背景と経緯を、理解しようと努めることではないか、とボクは思う。
戦前、戦後であろうと、昭和、平成であろうと、人間の本質は何ら変わっていない。

孫に読ませたい本(後編)へ

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悩みつかれる前に、別の視点から考えてみよう。
見方が変われば、たとえ悩みは消えなくても、勇気が芽生える。

現実が変わらないなら、
悩みに対する心の持ちようを変えてみる。

「置かれた場所で咲きなさい」P27より 渡辺和子

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サーモンバーグ、コーヒー、1140円デニーズ 奥戸店

孫に読ませたい本(前篇)

2013.4.1(月)
06:15〜06:10/ストレッチ・軽く筋トレ・ゆる体操
06:20〜07:00/入浴、ストレッチ・正座
08:30〜09:30/経絡 治療院


素直でない小学生の子供だって分かっている

あの人から言われたことは、正しいこと。
だけど、同じことを言われ続けていると、同じ言葉に対する
免疫力ができるので、次第に麻痺してきて何も感じなくなる。

「野菜をちゃんと食べなさい、季節の果実を摂りなさい」
男子小学生は、カラ返事をして、ただ聞き流している。
また、いつもの小言が始まったから、”は〜い”と答える。

「我慢すること、努力することを身につけなさい!」
中学生になり、高校生になっても、あの人から同じ説教を言われ続けた。
正しいことを言われると、正しくない少年には、逃げる場所がない。
だから、これ以上に小言が長くならないように、下を向いて”うん”とだけ言う。

あの人のことを考える。
今からの時間を遡って、生きてきた時代背景を考えてみる。
日本の敗戦、終戦(昭和20年8月15日)の日を迎えたのは、15歳のとき。
食べたい物が何もなかった時代を、あの人は懸命に生き抜いてきた。
そして、ボクが存在する、そしてブログを書いている。

あの人が同じことを言い続けてきたのは、ボクがやらなかったから。
その必要があったから、いつも繰り返し同じことを言い続けてきた。
分かっているようで、あの頃は何も分かっていなかった。
ボクが少年時代だった頃の、あの人の年齢になってから、
はじめて、ようやく、あの人の気持ちが分かるようになってきた。

いつからなのか、その時期はハッキリしないけれど、
食べなかった野菜と果実を、欠かさずに食べるようになっていたし、
少しくらいの我慢と努力だったら、出来るようになっていた。
少しも本を読まなかったのに、今では読書が好きになっていた。
いつからなのか、その時期はハッキリしないけれど、
あの人のように、ボクは生活するようになっていた。


孫に読ませたい本(中編)へ

21

子どもに何か伝えるのに言葉はいらない。
ただ、誠実に努力して生きていくだけでいい。

子どもは親や教師の
「いう通り」にはならないが、「する」通りになる。

「置かれた場所で咲きなさい」P52より 渡辺和子

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野菜炒め、小ライス、ドリンクバー、バーミヤン東新小岩店

日米開戦の真実 佐藤優

2013.1.25(金)
05:30〜06:30/ストレッチ・軽く筋トレ・ゆる体操
06:40〜07:20/入浴、ストレッチ・正座
08:30〜09:30/職場近くの経絡治療院

ボクにとっては、絶対に読まなければいけない本

ボクは関心があった、大川周明という思想家に。
大川は東京裁判のA級戦犯容疑者であり、のちに精神障害のために免訴となる。
そして、大川周明と同じように、佐藤優に関心があった。
元外務省の官僚だった佐藤優の本を読みたいと、以前から考えていた。

この本は、大川周明の冷静な主張を、佐藤優が客観的に説明している。
ジョン・レノンが作詞して、ポール・マッカートニーが作曲したように。
こんな例えをしたら、”けしからん”と叱責されるだろうけどね。


12

日本の武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、
日本人の眼からすれば
確かに真実である。しかし、真実が常に一つで
あるとは限らない。無数の真実の中からどれとどれをつなぎ合わせるか
で、真実が異なることがある。

中国人の反植民地活動家の眼には、日本も列強とともに中国を分割する
帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリス、
アメリカはつけ込んだ。日本こそが中国の植民地化と奴隷的支配を目論む
悪の帝国であるとの宣伝工作を行いそれが一部の中国の政治家と知的
エリートの心を捉えたのである。

アメリカもイギリスも国際関係は性悪説で成り立っている、すなわち各国は
自国の生き残りのためには何でもするというのが現状と考えていた。しかし
人間はそのような性悪説を矯正する必要があるという認識を持っていた。
それが国際連盟や軍縮会議、不戦条約につながるのである。

しかし、性悪説を克服するという一般論を掲げ、他国には主権尊重や人権を
強要しながらも、自国の国益を追求する場合には理想を放棄し、剥き出しの
性悪説で対応した。日本には、米英のこのような二重基準、シニシズムが
道義的に許せなかったのである。
(日米開戦の真実 佐藤優P399〜400 一部抜粋)

読書をしない人には未来はない。
思考能力は、読書によって鍛えられるんです。
読書する人としない人には、思考能力に決定的な差がつきます。
また、若いころは日記を書けと僕はよく言っていますが、
文章を書くことはさらに思考能力を高めます。
会話でも、含蓄のある言葉が使えるようになる。
書き言葉に習熟することで、会話のレベルが一気に上がるんです。
齋藤孝(教育学者・著述家1960〜)『プロ論。』

12
ランチパスタ、ドリンクバー、713円 ジョリーパスタ新小岩店

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